北軽井沢観光協会

北軽井沢観光協会 〒377-1412 群馬県吾妻郡長野原町大字北軽井沢1988
メロディラインマップ

おお~牧場は緑~ 北軽井沢にメロディーライン設置

 2012年 7月 5日、軽井沢・峰の茶屋を過ぎ、県境を越えたところに、道路が振動で曲を返してくる「メロディーライン」が設置されました。
 全長 380 メートル。
 曲は浅間牧場にちなみ、「おお牧場は緑」が選曲されました。

メロディーラインとは

 メロディーラインとは、特殊な加工をした舗装の上を自動車で走行すると、走行音がメロディーとして聞こえる道路のことです。
 群馬県では、舗装の補修に合わせてメロディーラインを設置しており、現在11箇所あります。おでかけの際には、ぜひ通ってみてください♪

メロディーラインの目的

 メロディーラインの目的は3つあります。

  1. スピードの抑制……制限速度で走るとよく聞こえるので、スピードを落とします
  2. 居眠り防止……道路からメロディーが聞こえるので、眠気が覚めます
  3. 観光アピール……土地にちなんだメロディーが流れ、観光アピールになります

メロディーラインのしくみ

 路面に小さな溝を連続的に作ると、その上を車が通るときに、走行音が溝に反響して音が出ます。
 溝の間隔が狭いと高い音、感覚が広いと低い音になる特性を利用して、メロディーを奏でています。

高い音

周波数音程
溝間隔が狭い高周波高い音
車のスピードが速い高周波高い音
狭い溝間隔

低い音

周波数音程
溝間隔が広い低周波低い音
車のスピードが遅い低周波低い音
広い溝間隔

曲の由来

おお牧場はみどり ~国道 146 号 長野原町~

北軽井沢には、標高1300メートルに広がる800ヘクタールの県営浅間牧場があります。「おお牧場はみどり」は、ここから見渡せる、浅間高原の雄大な風景をイメージしました。

いつも何度でも ~国道 353 号 中之条町~

アニメ映画「千と千尋の神隠し」の主題歌です。作品に登場する「油屋」のイメージの一つになったといわれている旅館が、四万温泉にあります。

雪山賛歌 ~県道 94 号(東御嬬恋線) 嬬恋村~

大正15年に、京大山岳部員たちが鹿沢温泉でスキー合宿をしていたところ吹雪に閉じ込められ、退屈しのぎに西堀栄三郎氏(第一次南極越冬隊長)が作詞したといわれています。鹿沢温泉には雪山賛歌の歌碑があります。

正調草津節 ~国道 292 号 草津町~

その昔、ある芸妓が“チョイナチョイナ”とはやしたてる湯治客の唄を耳にし、三味線にのせたのが『草津節』の始まりといわれています。草津節に加えて『草津湯もみ唄』『草津小唄』の三つを総じて湯もみ唄といい、草津温泉を代表する民謡です。

星に願いを ~県道 36 号(渋川下新田線) 高山村~

高山村には『ぐんま天文台』があり、とてもきれいな星空を眺めることができます。星にちなんで、1940年のディズニー映画「ピノキオ」の主題歌であるこの曲が採用されました。