2012年 7月 5日、軽井沢・峰の茶屋を過ぎ、県境を越えたところに、道路が振動で曲を返してくる「メロディーライン」が設置されました。
全長 380 メートル。
曲は浅間牧場にちなみ、「おお牧場は緑」が選曲されました。
メロディーラインとは、特殊な加工をした舗装の上を自動車で走行すると、走行音がメロディーとして聞こえる道路のことです。
群馬県では、舗装の補修に合わせてメロディーラインを設置しており、現在11箇所あります。おでかけの際には、ぜひ通ってみてください♪
メロディーラインの目的は3つあります。
路面に小さな溝を連続的に作ると、その上を車が通るときに、走行音が溝に反響して音が出ます。
溝の間隔が狭いと高い音、感覚が広いと低い音になる特性を利用して、メロディーを奏でています。
周波数 | 音程 | |
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溝間隔が狭い | 高周波 | 高い音 |
車のスピードが速い | 高周波 | 高い音 |
周波数 | 音程 | |
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溝間隔が広い | 低周波 | 低い音 |
車のスピードが遅い | 低周波 | 低い音 |
北軽井沢には、標高1300メートルに広がる800ヘクタールの県営浅間牧場があります。「おお牧場はみどり」は、ここから見渡せる、浅間高原の雄大な風景をイメージしました。
アニメ映画「千と千尋の神隠し」の主題歌です。作品に登場する「油屋」のイメージの一つになったといわれている旅館が、四万温泉にあります。
大正15年に、京大山岳部員たちが鹿沢温泉でスキー合宿をしていたところ吹雪に閉じ込められ、退屈しのぎに西堀栄三郎氏(第一次南極越冬隊長)が作詞したといわれています。鹿沢温泉には雪山賛歌の歌碑があります。
その昔、ある芸妓が“チョイナチョイナ”とはやしたてる湯治客の唄を耳にし、三味線にのせたのが『草津節』の始まりといわれています。草津節に加えて『草津湯もみ唄』『草津小唄』の三つを総じて湯もみ唄といい、草津温泉を代表する民謡です。
高山村には『ぐんま天文台』があり、とてもきれいな星空を眺めることができます。星にちなんで、1940年のディズニー映画「ピノキオ」の主題歌であるこの曲が採用されました。